資本主義と戦争と

年末年始で撮り貯めていた、NHKの、新 映像の世紀、と、欲望の資本主義を見終わったのだけど。
資本主義の醜さが、今、一気に表出してきてるんだなー、と。
最近、よく見かける、世界の数十人が、地球の人口の半分の資産を持っている、とか。

まず、新 映像の世紀で思ったこと。
アメリカ、世界中の憎悪集めて、どうするつもりなんだろ、ってのと。
やっぱり、貧富の差は広がっていく仕組みなんだなー、と。。。
新 映像の世紀見た後だと、ワールドトレードセンターの崩壊見てても、なーるほど、自業自得だな、とか。。
いやでも、そこで被害にあう人たちは、全くのとばっちりで、、、でもなー、アメリカ兵だって、どんだけ市民をゲームみたいにして殺したんだろ、ってのとか。。。
やられたらやり返せ、は、人間の本能にはマッチするけれども、色々な価値観を持った人たちが一緒に生きていくためには、ダメな教訓だよなぁ。。。

前に読んだ、「エンデの遺言 根源からお金を問うこと」

ここでは、利子の問題に触れられてた。
たとえば、コーヒー1杯頼むのでも、そこには、たとえば、その店舗を貸すビルのオーナーがいて、たとえば、そのビルのオーナーがローンでそこを買っていたとして。
そこには、お金を貸す銀行の利子があり、その利子も含めた費用がコーヒーのお金にかかってくる。
要するに、全ての原価に、利子が入ってくる。
ということは、お金を貸した主は、何もしなくても、ずっとお金が入ってくる。

そこで、学生の頃に読んだ、村上春樹の「風の歌を聴け」を思い出した。
主人公と、鼠との会話。

「何故金持ちが嫌いだと思う?」
その夜、鼠はそう続けた。そこまで話が進んだのは初めてだった。
わからない、といった風に僕は首を振った。
「はっきり言ってね。金持ちなんて何も考えないからさ。懐中電灯とものさしが無きゃ自分の尻(けつ)も掻けやしない。」
はっきり言って、というのが鼠の口癖だった。
「そう?」
「うん。奴らは大事なことは何も考えない。考えてるフリをしてるだけさ。……何故だと思う?」
「さあね?」
「必要がないからさ。もちろん金持ちになるには少しばかり頭が要るけどね。金持ちであり続けるためには何も要らない。人工衛星にガソリンが要らないのと同じさ。グルグルと同じところを回ってりゃいいんだよ。でもね、俺はそうじゃないし、あんただって違う。生きるためには考え続けなくちゃならない。明日の天気のことから、風呂の栓のサイズまでね。そうだろ?」

もちろん、金持ちが何も考えてないとは思わないけど、何も考えなくても金持ちであり続けることもできる。

それにもう、ナチスもオサマビンラディンも恐ろしくアメリカのマッチポンプで、、、
新 映像の世紀、youtubeでも見られるので、興味のある人は是非。
http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hc/a6fhc200.html
http://kamesennin2.info/?p=2163

戦争は最大の公共事業だって。
市民のこと、蔑ろにされ過ぎてる。資本家がお金を稼ぐためなら、敵国、自国の市民の血が流れることも、なんとも思わないんだろか。
お金に比べて、人の命が軽過ぎる。

ミヒャエル・エンデのアイデア「老化する貨幣」。
一つの仮定としての話。
人の命は衰えて消えていく。
ただ、お金は老化しない、そこへの崇拝。
消えないものへの憧れ。

資本主義はきっと、これから少しずつ、修正されていくんだと思う。