中山道 徒歩旅4 東京都水道歴史館で神田上水に思いをはせる

人が住むところに欠かせない水。
もちろん、田畑にも水は必要で、昔から水の確保には日本中至るところで苦労してる。
そんな中、江戸時代、人口百万人の江戸の都を支えた水道に興味があったので、中山道からは少し逸れますが、東京都水道歴史館に行ってきました。
まずは、そこまでの道すがら。

神田明神から進んでいくと、いつのまにか千代田区から文京区に入ってる。
心なしか空気も神田の下町の感じから、湯島から本郷に続いていく山の手の雰囲気に。

個人的にあるとついウキウキして写真を撮ってしまう公共基準点。
この基準点は2級らしく。等級があるとは知らなんだ。
(公共基準点とはざっくり言えば、土地の測量をするのに基準として利用するもの。
詳しくは以下に
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jigyo/road/information/kijunten/index.html )
さて、この蓋のデザイン。
真ん中は文京区の紋章、文、の文字をデザイン化したもの。
その周りのピンク色のぐるりは区のシンボルマークで、「つなげる」と「文」の形を表現しているのだと。
・・・紋章とシンボルマーク、両方要るのか甚だ疑問だけれども。。
そして、その周りのイチョウの葉っぱは分かるんだけど、何の花だ?
文京区の花はツツジらしいんだけど、これツバキか何かに見える。

順天堂大学の立派なビルディングの中をビル風に煽られながら、ゆるやかに坂道を下り東京都水道歴史館に向かいます。
そして、入館無料で、更に音声ガイダンスを無料でレンタルする。
超やる気!そしてあんまり歩く気がない!!

ここは、2階が東京の水道の歴史について、1階が近代の水道についての展示になっています。
そして一番最初の展示がこの木樋。
こんなのも、ただ見たら、へえ古そうな木!だけで終わっちゃうけども、ものすごく簡単に言えば、今の地下の水道管なわけですよ。
これのすごいところが、人力であの広域を掘ったの?っていうのと、木管で水が漏れないとかどういうこと?とか。
そういうのの細かい説明は是非、水道歴史館で見てみてください!

貞享(1684~1687)上水図の複製が展示されていたのだけど、このカバー率!
これを人力で、しかも、匠の技術で作っていたと思うと、自然に、江戸時代の名前も知らぬ人たちへの尊敬の思いも深くなるし、この人間の生きようとする強い力もものすごいと感動する。
そして、命が続いている実感をこういうところに持つのです。

東都名所 御茶ノ水の図
懸樋(かけひ)っていって、川の上を橋になって水道が通り抜けている。
今だって、ちゃんと見るとけっこうたくさんある。

たとえばこんな橋からの景色の手前にある水色のパイプ。
上水道か分からないけど、まあ普通に考えたら水道と思われ(違ったらコメントいただけるとすごく嬉しいです)
こういう、懸樋みたいな構造は今も普通にたくさんある。

写真の撮り方が超絶残念ですが。。。
御茶ノ水の懸樋(かけひ)の模型。

こういう謎の人形劇は、税金の箱物感と、子供にちょっと媚びた結果誰にも響かない悪い典型を見てる感じで、微妙な感じ。
とは言え、周りの大人たち(謎に若い男女グループが多かった)も見てたけどね。
でも、なんつーか、子供には難しいし、大人には要領を得ない(大事なところを言ってくれない)、絶妙にツボを外した人形劇で、もやもやした気持ちになったのだった。

そして、ここは、本郷給水所の傍らに作られた資料館なのだけど、神田上水の石樋を復元していて、へぇ、こうやって蓋を閉じていたんだ、と見ることが出来る。
先人の知恵に、ただただ、頭が下がる。それが楽しい。